エアコン何畳用か調べる基本知識と型番や能力からの正しい確認方法【主要メーカー対応】

「このエアコン、何畳用かすぐにわかればいいのに…」そう思ったことはありませんか？エアコン選びは、ただ畳数表示を見るだけでは不十分です。実は、型番やカタログの確認方法、住宅の断熱性能や電源仕様まで把握しなければ、本当に最適な容量は選べません。

たとえば、一般的な「6畳用」「10畳用」「14畳用」という表記は、【1964年の住宅モデル】を基準にしており、現代の高断熱・高気密住宅には合わないこともあります。また、主要メーカーの製品では「RAS-KJ25F」のような型番が冷房能力（2.5kW＝約8～10畳）を示しているのをご存じでしょうか？しかし、同じ10畳でもマンションや一戸建て、南向きかどうかで最適な容量は変わります。

さらに、間違った容量選定は「年間1万円以上」の電気代ロスや、部屋が冷えにくい・暖まりにくいなどの快適性低下にもつながる現実的なリスクがあります。

このページでは、型式の見方から冷房能力の基準、最新の省エネモデル比較まで、失敗しないエアコン選びに必要な全知識を徹底解説。あなたの部屋に本当にぴったりの1台を見つけたい方は、ぜひ次のセクションもご覧ください。

エアコン何畳用かを調べる｜基本知識と正確な確認方法
畳数表示の限界と環境に応じた正しいエアコン容量選定
メーカー別エアコン何畳用かを調べる完全攻略ガイド
エアコン容量の間違いによる失敗例とその対策
部屋・用途別の具体的エアコン容量選定の指標と見分け方
2025年最新｜エアコン容量別性能・価格・省エネ機能徹底比較
型番紛失時や確認困難な場合の代替調査法と相談窓口
最新データと体験談で裏付ける最適エアコン選びのポイント

エアコン何畳用かを調べる｜基本知識と正確な確認方法

エアコンの「何畳用か」を調べるには、型番や製品仕様を正しく理解し、住宅の構造や用途に合ったモデルを選ぶことが重要です。多くの製品は、冷房・暖房能力（kW）や「○畳用」といった表示がありますが、住まいの断熱性能や間取り、使用目的によって適正サイズは変わります。メーカーやモデルごとに畳数表示の基準や詳細が異なるため、正確に調べたい方は下記の各ステップや表も活用しましょう。

型番・製品型式から分かることと読み解き方

エアコンの型番や型式には、その製品の冷房能力やシリーズ、サイズを示す情報が含まれています。たとえば、「RAS KJ25F」という型式の場合、多くのメーカーで「25」は冷房能力2.5kWを意味します。型番の数字部分を見ることで、何畳用かのおおよその目安を得ることができます。

主要メーカーの型式例と数字の意味解説（例：RAS KJ25Fの「25」とは）

下記は、主要メーカーでよく見られる型式表示とその数字の意味を整理した表です。

メーカー	型式例	数字の意味	畳数目安
ダイキン	S22ZTES	22:2.2kW	6畳程度
三菱電機	MSZ-GV2517	25:2.5kW	8畳程度
パナソニック	CS-EX221D	22:2.2kW	6畳程度
日立	RAS-AJ36J	36:3.6kW	12畳程度
東芝	RAS-2213	22:2.2kW	6畳程度
シャープ	AY-L22TD	22:2.2kW	6畳程度

ほとんどのメーカーで「数字部分÷10×4」がおおよその畳数目安として利用できますが、住宅の構造によって適正なサイズが変動します。

冷房能力（kW）と対応畳数の基準表の具体的提示

冷房・暖房能力（kW）による畳数の目安は、次の通りです。

能力(kW)	木造（平屋南向目安）	鉄筋コンクリート（目安）
2.2	6畳まで	9畳まで
2.5	8畳まで	10畳まで
2.8	10畳まで	12畳まで
3.6	12畳まで	15畳まで
4.0	14畳まで	18畳まで

住宅性能や地域により前後するため、表はあくまで一般的な目安です。

カタログ・取扱説明書を用いた確認の正しいステップ

エアコンの畳数を調べる際は、カタログや取扱説明書を確認するのが最も確実です。各製品ごとに「適用畳数」や「能力(kW)」が明記されています。

確認手順：

該当するエアコン本体の型番をメモ
メーカー公式カタログや取扱説明書を参照
畳数の目安や能力(kW)表記を確認

特に「木造」と「鉄筋」の区分や省エネ性能表示にも注目しましょう。

ダイキン、パナソニック、三菱、日立、東芝、シャープなど主要メーカーごとの確認ポイント

各メーカーで確認すべきポイントの一覧です。

メーカー	カタログ表記例	畳数早見の特徴
ダイキン	「○畳（○kW）」表記	実効能力で記載
パナソニック	木造・鉄筋・省エネ明記	省エネ性能グレード有
三菱電機	「MSZ-」から始まる型番	霧ヶ峰シリーズが有名
日立	「RAS-」で始まる型式	取説で部屋サイズ例あり
東芝	機種別に詳細表記	分かりやすい一覧表記
シャープ	室外機サイズなど表記豊富	省エネや運転方式解説有

主要メーカーはカタログPDFやWebで最新情報を掲載しているので、型番入力後の検索も有効です。

メーカー公式ウェブサイトやサポートを活用する方法と注意点

公式ウェブサイトで型番や特徴を検索し、製品スペック一覧を確認できます。正確に調べたい場合は下記のように進めてください。

メーカー公式サイトで「エアコン型番」を入力
取扱説明書PDFや仕様書をダウンロード
不明点はカスタマーサポートへ問い合わせ

とくに古い型番や生産終了モデルでは、対応畳数が現在の基準とズレている場合もあるため、複数の情報ソースを照合すると安心です。

省エネ性能や運転機能、室外機サイズも比較検討の際に重要な要素となります。必要に応じて主要メーカーごとの最新カタログデータやサポートへの確認もおすすめです。

畳数表示の限界と環境に応じた正しいエアコン容量選定

畳数表示の基準は50年以上前の住宅モデルに基づく現代の住宅に合わない理由

エアコンの畳数表示は1964年の日本工業規格（JIS）をもとに作られた基準で、断熱性能や気密性が低い昔の木造住宅に合わせて設定されています。現代の住宅は建材の進化により断熱・気密性能が格段に向上し、同じ広さでも必要な冷暖房能力が異なります。このため、カタログの畳数目安だけで機種を決めると実際の生活環境に合わないケースが少なくありません。

断熱性能・気密性とその影響の科学的解説（UA値、C値の概要）

住宅の断熱性能はUA値（外皮平均熱貫流率）、気密性はC値（相当隙間面積）で表されます。UA値が小さいほど断熱性が高く、C値が小さいほど気密性が優れていると言えます。
・UA値：0.87以下なら高断熱住宅
・C値：2.0以下なら高気密住宅

断熱・気密性能が高い家ほどエアコンの負荷が減り、カタログ上の適用畳数より小さい能力でも快適に過ごせることがあります。小規模なマンションや新築住宅に住んでいる場合は、畳数だけでなくUA値・C値も確認するとよいでしょう。

冷房能力（kW）からの適正畳数計算方法と早見表の使い方

エアコンの適正容量は「冷房能力（kW）」を目安にするのが最も確実です。一般的な早見表では、以下の対応が推奨されています。

部屋の広さ	木造（㎡）	木造（畳）	鉄筋（㎡）	鉄筋（畳）
約9	6	約10	6	2.2
約13	8	約15	9	2.8
約16	10	約20	14	3.6
約26	17	約30	23	5.6

選び方の手順としては、

自宅の構造（木造/鉄筋）を確認
部屋の畳数・平米数で必要な冷房能力を照会
メーカーサイトやカタログ記載の冷房能力と一致する機種を選択

この手順で選定すれば「〇〇畳用」という表記に左右されず、間違いの少ない選択が可能です。

電源仕様（100V・200V）の違いと性能・電気代への影響

エアコンの電源仕様には100Vと200Vがあります。
・100Vモデル：6畳から10畳用が主流で、既存コンセントで簡単に導入できる
・200Vモデル：14畳以上や高性能モデルで使われることが多く、パワフルな運転や高断熱住宅にも効果的

200Vのほうが冷暖房時の立ち上がりや最大能力が高く、消費電力も安定します。大型や高性能エアコンを検討する場合は200Vに対応したコンセント工事が必要になることもあるので事前確認が重要です。

電気代については、適正容量を守ることで無駄な消費を抑えられ、省エネ性能の高い機種を選ぶことが光熱費削減の鍵となります。各メーカーのカタログ比較や、例えばダイキン・三菱・日立・パナソニック・シャープ・東芝・富士通など主要ブランドでも記載されていますので、冷房能力・省エネ性能に目を向けて選びましょう。

メーカー別エアコン何畳用かを調べる完全攻略ガイド

各メーカー（ダイキン、三菱、パナソニック、日立、富士通、東芝、シャープ）の製品特徴と型番読み解き方

主要メーカーごとにエアコンの畳数や型番の特徴を把握することは、最適な製品選びの第一歩です。型番は冷房・暖房能力やシリーズごとの機能差を示すもので、下記表は代表的な読み方をまとめました。

メーカー	主な特徴	型番例と読み方	畳数記載例
ダイキン	高い省エネ性能・空気清浄	AN40ZRP	14畳用（40型）
三菱	霧ヶ峰、室外機が静音	MSZ-GV2823	10畳用（28型）
パナソニック	ナノイー搭載・省スペース	CS-281DFL	10畳用（28型）
日立	白くまくん、凍結洗浄	RAS-AJ22N	6畳用（22型）
富士通	狭小空間向きモデル充実	AS-AH221N	6畳用（22型）
東芝	コンパクト・静音性強み	RAS-2219T	6畳用（22型）
シャープ	プラズマクラスター搭載	AY-L22X	6畳用（22型）

型番で目安となる「数字の部分」が能力（kW）を示し、一般的に
・22→6畳用（2.2kW）
・28→10畳用（2.8kW）
・40→14畳用（4.0kW）
といった表記です。各メーカーの特徴や型番にしっかり目を通すことで、部屋に合ったエアコンの選定がしやすくなります。

公式カタログ・WEB FAQの活用テクニック

メーカー公式サイトのカタログやFAQは、最適なエアコン選びに欠かせません。下記を確認・比較しましょう。

畳数・能力欄: 「冷房・暖房適用畳数」「能力（kW）」が記載されています。部屋の広さや用途に近いモデルを選択しましょう。
性能一覧表: 省エネ性能・消費電力・寸法・新機能・室外機サイズの比較ができる一覧性の高いページが多数。
よくある質問（FAQ）コーナー: 製品選びの基準、畳数の見分け方、馬力や構造別の選び方などQ&A形式で詳しく説明されています。

特に「エアコン何畳用か調べる方法」「室外機サイズ」や「推奨設置条件」など目的別キーワードで検索できるケースも多いため、公式サイトの検索窓を活用すると効率的です。

メーカー別サポート窓口・チャット等での疑問解消方法

カタログやWEBページでも不明な点があれば、メーカーのサポート窓口やチャットサービスの利用がおすすめです。

電話/メールサポート: 製品型番や設置予定の部屋条件を伝えることで、適した機種や畳数の目安を案内してもらえます。
AIチャットボット: 公式サイト上に質問を入力するだけで、型番ごとの畳数やおすすめ機能について即時回答が得られることが増えています。
FAQチャット: よくある「エアコン何畳用か調べるパナソニック」「三菱エアコン霧ヶ峰 MSZ」「ダイキンエアコン 40型何畳」といった具体的な質問にも即対応できる利便性があります。

型番が手元にある場合は「この品番は何畳用か」と尋ねると明快な回答が得られ、疑問を迅速に解消できます。各メーカーの公式サポートを活用し、賢く最適なエアコン選びを進めてください。

エアコン容量の間違いによる失敗例とその対策

畳数表示だけで決めた場合の主な失敗パターン（電気代増、冷暖房効率低下）

エアコンを選ぶ際に畳数表示だけに頼ると、実際の住宅の構造や断熱性能が考慮されず、下記のような失敗につながりやすくなります。

必要以上に大きな容量を選ぶと無駄な電気代が発生しやすい
小さすぎる容量のエアコンでは冷暖房効率が悪化し快適性が損なわれる
古い家や気密性の低い住宅では設定畳数通りに冷暖房が効かない事例が多い

特に木造住宅と鉄筋住宅では同じ畳数でも適切な能力が異なります。説明書やカタログに記載の「〇畳用」の目安は、住宅の断熱性能や窓の大きさを十分に反映していません。実際には生活環境、部屋の向き、窓の数なども考慮する必要があります。

オーバースペック・アンダースペックが引き起こす具体的トラブル事例

エアコンの容量選択を間違えると、想像以上のトラブルにつながることがあります。主な例を表でまとめました。

ケース	トラブル内容	主な原因
14畳用を8畳の部屋に設置	電源ON/OFFが頻繁・除湿しづらい、結露増	オーバースペック
6畳用を10畳の部屋に設置	冷えない・暖まらない、常にフル運転で騒音・故障リスク	アンダースペック
窓が多い部屋で目安通りに選択	能力不足による効きを実感できない	断熱・遮熱性能を無視した選択

このような誤った選定は消費電力の無駄、電気代の増加、買い替えリスクの増加にも直結します。対応策としては、部屋の広さだけで判断せず、カタログの詳細や断熱性能、シリーズごとの特徴をよく確認することが重要です。

20畳の部屋に14畳用など、よくある誤用例と解決策

実際に多く見られるのが、「20畳の部屋に14畳用」や「鉄筋住宅用を木造に使う」といった誤用です。下記のようなケースは特に注意が必要です。

広いリビングにカタログより小型のモデルを選び、冷房が全く効かない
日当たりの良い部屋や2階に容量不足のエアコンを設置し、夏の猛暑で能力不足となる
新築マンションの高断熱仕様を無視し、目安畳数より大きなモデルを買って省エネ性能を生かせていない

適切な選定方法としては、

カタログや説明書で木造・鉄筋、部屋の向きを細かくチェック
住宅の断熱性（UA値）や設置場所の条件（窓の数、日射の有無など）を確認
容量早見表やメーカー提供の計算ツールで適正サイズを再確認

各メーカー（ダイキン・三菱・パナソニック・シャープ・東芝・富士通・日立など）の公式サイトやカタログには詳細な「適応畳数」「馬力」「冷房能力」「暖房能力」の記載があります。不安な場合は必ず型番や能力を調べ、最適サイズを選ぶようにしましょう。

部屋・用途別の具体的エアコン容量選定の指標と見分け方

住宅タイプ別（マンション・戸建て・高断熱住宅・築古住宅）での選び方

住宅の種類によって、エアコンが必要とする冷暖房能力は大きく異なります。マンションや高断熱住宅は気密性が高く外気の影響を受けにくいため、指定の畳数よりやや小さめでも十分な場合があります。一方で、築古の戸建てや断熱性に劣る住宅では、表示畳数より１～２ランク上のエアコンが必要になることもあります。

住宅タイプ	適正な目安（例）	注意点
マンション	表示畳数通り or 少し小さめ	隣室が多い・気密性が高いと冷暖房効率アップ
戸建て	表示畳数＋2畳程度	窓や玄関が多いと能力アップ必須
高断熱住宅	表示畳数マイナス1～2畳でも可	省エネ住宅はオーバースペック注意
築古住宅	表示畳数＋3畳程度またはそれ以上	すきま・単層ガラス多いと冷暖房効率ダウン

各メーカー（ダイキン、三菱、パナソニック、シャープなど）のカタログや製品説明書にある畳数目安も参考にしつつ、住宅の特性を加味して選ぶことが重要です。

部屋別利用シーンに応じた最適畳数例（LDK・寝室・子ども部屋・吹き抜け・最上階など）

部屋の用途や広さによって最適なエアコン容量は変わります。例えばLDKは家族が集まるため熱負荷も大きくなりがちです。寝室や子ども部屋は小型で十分なケースが多いですが、西日がきつい、最上階などでは能力が不足しやすいので注意が必要です。

部屋タイプ	おすすめ畳数目安	特徴・注意点
LDK	実際の広さ＋2～4畳	吹き抜けありの場合は余裕を持たせる
寝室・個室	実際の広さ通り	日当たり悪い・断熱良いと低容量も可
子ども部屋	実際の広さ	プレイエリア併設なら容量アップ
吹き抜け	実際の広さ＋4畳以上	熱上昇で冷暖房効率が下がる
最上階	広さ＋2～4畳	屋根からの熱で負荷が大きい

「7畳の部屋エアコン何畳用？」といった個別ニーズにも、環境・用途を十分考慮した選び方が求められます。

日当たりや窓の大きさ等の環境要因を踏まえた調整ポイント

同じ広さの部屋でも、窓が大きい南向きの部屋と、北向きの部屋では必要なエアコン能力が異なります。日当たりが良く、ガラス面積が広い場合は冷房時の熱負荷が高くなるため、余裕を持って容量アップを検討しましょう。

調整する際の主な要因
- 南向きや西向きで直射日光が多い場合
- 窓が複数ある・天井が高い・吹き抜けがある場合
- 断熱性能が低い
- 生活家電や照明など使用量が多い

これらに該当する場合、機種カタログの「適用畳数」の上限に近い能力や、ワンランク上のモデル選択が安心です。

室外機サイズと設置スペース確保の重要性も解説

エアコンの選定時には室内機の性能だけでなく、室外機の設置スペースも必ず確認が必要です。メーカーごとに室外機寸法や設置要件は異なります。パナソニックや三菱、シャープなど各社のエアコンは製品ごとにサイズや重さが異なり、ベランダや戸外スペースに余裕のない場合は小型室外機モデルや「コンパクトタイプ」を選ぶと設置トラブルを防げます。

メーカー例	室外機サイズ（6畳用目安）	特徴
パナソニック	幅780×高さ540×奥行289mm	省スペースタイプあり
ダイキン	幅795×高さ595×奥行300mm	高性能モデルはやや大型
シャープ	幅660×高さ550×奥行266mm	狭小スペース向き小型モデルあり
三菱	幅699×高さ538×奥行249mm	霧ヶ峰シリーズは静音タイプも充実

室外機の周囲40cm以上の空間確保、直射日光や排気の影響を受けにくい場所への配置が重要です。設置スペースに制約がある場合は、各社製品の仕様表から必ず寸法を事前比較しましょう。

2025年最新｜エアコン容量別性能・価格・省エネ機能徹底比較

畳数別おすすめモデルランキングとコストパフォーマンス分析

エアコン選びで重視すべきは、部屋の広さと生活環境に最適な容量を選ぶことです。主要メーカーごとの畳数別おすすめモデルを下記の表で比較します。

メーカー	6畳用モデル	10畳用モデル	14畳用モデル	特徴
ダイキン	S22ZTES	S28ZTES	S40ZTES	空気清浄機能・耐久性
三菱（霧ヶ峰）	MSZ-GV2224	MSZ-GV2824W	MSZ-GV4024S	AI快適・静音運転
パナソニック	CS-223DFL	CS-283DFL	CS-403DX2	ナノイーX・空気質測定機能
シャープ	AY-L22DM	AY-L28DM	AY-L40DM	プラズマクラスター・省スペース
東芝	RAS-2213T	RAS-2813T	RAS-4013T	コンパクト・省エネ
日立	RAS-AJ22N	RAS-AJ28K	RAS-X40L2	自動フィルター掃除・カビ対策
富士通	AS-C22K	AS-C28K	AS-X40K2	加湿機能・寒冷地対応

6畳・10畳・14畳の各サイズで比較し、部屋の断熱性や冷暖房効率を考慮して選ぶことが重要です。過剰な容量選びは消費電力増加やコスト増を招くので、メーカー推奨畳数を必ず確認しましょう。

省エネラベル・期間消費電力量の見方と節約効果解説

エアコン本体には省エネルギーラベルが貼付されています。このラベルには消費電力量やエネルギー効率（COP/APF値）が表示されており、年間電気代の目安が一目で分かります。

表示項目	意味
期間消費電力量	年間の標準的な消費電力量（kWh/年）
省エネ基準達成率	国が定める省エネ基準への到達度
通常運転消費電力	通常時の消費電力（kW）
エネルギー効率	COP/APFなどで数値化（大きいほど優秀）

期間消費電力量が低いモデルほど、年間の電気代が安く抑えられます。

節約効果を高めるためのポイント

無駄なON/OFFを控え、冷えすぎ・暖めすぎを防ぐ
室外機まわりの障害物を減らし効率アップ
定期的なフィルター清掃やメンテナンス

省エネ表示・性能をしっかり確認して、コスト削減と快適性向上を両立させましょう。

各社の特徴的機能（フィルター自動清掃・AI運転・静音設計など）のメリットデメリット

各メーカーは独自の便利機能を提供しています。特徴とメリット・デメリットを簡単に整理します。

フィルター自動清掃
- メリット：手入れ不要で省エネ・清潔を維持
- デメリット：本体価格やメンテナンス費がやや高い
AI自動運転（霧ヶ峰/Navi/他）
- メリット：部屋環境や人の動きに応じて自動で快適運転
- デメリット：使いこなすまで操作に慣れが必要
静音設計
- メリット：寝室やワンルームでも静かで快適
- デメリット：高静音モデルはやや価格が上がることも

各機能はメーカーごとに実装の仕方や呼称が異なるため、用途や設置場所に応じて比較検討してください。

200Vと100V機種の導入基準・メリット・注意点

エアコンには100Vと200Vの2種類の電源タイプがあり、対応畳数やパワーに違いがあります。

電圧	対応畳数	主なメリット	注意点
100V	～14畳程度	設置工事が簡単・既存コンセント利用	14畳以上はパワー不足のことがある
200V	14畳～20畳以上	大容量で冷暖房力が高い・効率が良い	専用コンセント工事が必要・費用がやや増加

14畳以上の広い部屋や、寒冷地での使用には200Vタイプのエアコンが推奨されます。設置時には住宅の配線確認や追加工事費も考慮して選択しましょう。

型番紛失時や確認困難な場合の代替調査法と相談窓口

製品の外観や室外機の型番で推測する方法

エアコンの型番が分からない場合、室内機や室外機の本体ラベルから情報を探す方法が有効です。主な確認ポイントは以下の通りです。

室外機や側面パネルのシールに英数字の型番が記載されていることが多い
「RAS」や「MSZ」などメーカー固有の記号で始まる場合がある
例：三菱「MSZ-」シリーズや日立「RAS-」シリーズ、ダイキン「AN」や「Fシリーズ」など

表記例とメーカーごとの参考情報を見てみましょう。

メーカー	型番一例	畳数目安	主なシリーズ名
三菱	MSZ-GV2223	6畳～7畳	霧ヶ峰
ダイキン	AN22ZESK-W	6畳	Eシリーズ
パナソニック	CS-229CF-W	6畳	X・Jシリーズ
東芝	RAS-2211T	6畳	DRシリーズ
富士通	AS-C22K	6畳	ノクリア
日立	RAC-AJ22K	6畳	白くまくん
シャープ	AY-L22DM	6畳	プラズマクラスター

製品名やシリーズが分かれば、ウェブで「エアコン何畳用か調べる ○○（メーカーや型番の一部）」と検索することで適合畳数を特定しやすくなります。

ネット上ツールやアプリで型番不要の畳数診断活用法

型番が判別できない場合でも、インターネット上には部屋サイズや住宅構造から適正な畳数を自動で診断するツールやアプリがあります。これらを利用すれば、おおよその目安を把握できます。

おすすめ利用方法：

サイトやアプリに部屋の広さ、天井高、建物の構造（木造・鉄筋）、方位、築年数などを入力するだけで推奨される冷房・暖房能力と畳数が分かる
住宅会社・大手電機メーカーの公式サイトでは、オンラインの畳数診断ツールを無料提供しているケースが多い
畳数換算表や早見表を閲覧し、6畳用、10畳用、14畳用など一般的なカテゴリから自宅に合うモデルを選びやすい

ネットツール利用時のポイント

対象メーカーや地域条件に対応している診断を選ぶと、より正確な目安が出る
複数社の計算結果を照らし合わせて参考にすると失敗が少ない

メーカー公式チャット・電話サポートの具体利用法

型番に関する疑問や畳数選びで迷った際は、購入メーカーの公式サポート窓口を活用するのが最も確実です。各メーカーが公式サイトでチャットや電話で迅速に質問に答えています。

利用の流れ：

公式サイトで「サポート」や「お問い合わせ」ページを探し、チャットまたは電話番号を確認
型番不明の場合でも、「製品の見た目や設置時期」「室外機側面の記載内容」「お住まいの部屋サイズ」など分かる情報をできる限り伝える
各社のサポート担当者が型番の特定や、最適なエアコン容量、おすすめの畳数を案内

主なメーカーサポート窓口一覧：

メーカー	チャット/電話サポート受付例
ダイキン	ウェブチャット・電話：0120-881-081
三菱電機	サイトチャット・電話：0120-139-365
パナソニック	チャットサポート・電話：0120-878-554
東芝	公式サポート：0120-1048-76
シャープ	サイトチャット・電話：0120-078-178
日立	電話サポート：0120-3121-11
富士通	サポートページ・電話：0120-089-551

分からない点はサポート窓口を活用し、正確な情報で畳数選びや最適エアコンを安心して特定しましょう。

メーカー	代表シリーズ	型番例	サイズ目安
ダイキン	うるさらX	AN40ZRP	14～20畳
三菱	霧ヶ峰MSZ	MSZ-GV2224	6～9畳
パナソニック	Xシリーズ	CS-X402D2	14畳
シャープ	AYシリーズ	AY-R40H	14畳
東芝	大清快	RAS-502UDR	16畳